大庭建築設計事務所OBA BUILDING WORKSHOP ← WORKS

WORKS 05 / RENOVATION

猿楽町の家

HOUSE IN SARUGAKUCHO

既存の柱と梁を活かした猿楽町の家のダイニング

古い骨組みには、
まだ仕事がある。

築50年のご実家を、ご夫婦の住まいとして改修しました。日々の暮らしが1階で完結するように整え、2階は書斎と来客用のタタミの予備室に。多くの本や書類を収めるため、リビングまわりと2階に奥行きの異なる本棚をつくり付けています。

外装を残して内部をスケルトンにし、アンカーボルトや筋交い、金物、制震金物で構造を補強。古い木製サッシはペアガラスサッシへ更新し、断熱材を十分に入れ直しました。上下階には空気循環ダクトを設け、温度差を抑えています。

既存の柱と梁は仕上げずに現し、以前使われていた格子戸や欄間も室内に再利用しました。新しい杉の無垢床や板張りの勾配天井と、住まいの記憶が自然につながるように考えています。

所在地
東京都
竣工
2020年7月
構造
木造2階建
改修床面積
71.21㎡

主な素材・改修内容

杉無垢フローリング30mm厚、タタミ
天井
既存天井撤去、既存梁現し、板張り勾配天井
構造補強
アンカーボルト、筋交い、補強金物、制震金物
断熱・窓
断熱材入替、ペアガラスサッシ
造作
リビング・書斎の本棚、キッチンカウンター、収納
再利用
既存柱・梁、格子戸、欄間
環境設備
上下階空気循環ダクト
屋外
ウッドデッキ、パーゴラ、木製目隠し、スチールフレーム門扉